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須川展也サクソフォン・クリニック受講生募集

(C)Toru Hasumi

与那原町教育委員会・沖縄県・公益財団法人三井住友海上文化財団は、11月24日(日)に行う「須川展也サクソフォン・リサイタル」前日の23日(土)、須川さん本人によるサクソフォンクリニックを行います。楽器を学ぶ若い皆さんが一流の演奏家に触れるまたとない機会です。ふるってご応募ください。

日時/2024年11月23日(土)10時~
会場/与那原町上の森かなちホール
対象/サクソフォンを学ぶ者(地域の生徒・学生優先)
人数/若干名
申込期間/2024年10月1日(火)~10月18日(水)17時(厳守)
申込方法/下記窓口で所定の申請書に記入し提出(電話は問い合わせのみ)

注意(かならずお読みください)
・希望者は所定の参加申込書に記入し、下記へ提出してください
・希望者多数の場合は抽選となりますのでご了承ください。参加確定の通知は10月末日までに下記より電話で行います
・参加者は当日9時30分までに会場入りしてください
・楽器・楽譜・譜面台をお持ちください
・翌日の「合同演奏」参加希望の場合は「宝島」「青春の輝き」を準備してください

お問い合わせ
与那原町生涯学習振興課(与那原町役場2階①番窓口)
住所 与那原町字上与那原16番地
電話 098-871-9981

須川展也サクソフォン・リサイタル

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須川展也サクソフォン・リサイタル

三井住友海上文化財団 ときめくひととき 第1041回

2024年11月24日(日)
14:00開場(プレコンサート14:30)
15:00開演

須川展也さんの演奏する姿
©Toru Hasumi

©Toru Hasumi

デビュー40周年の公演 与那原町で開催

与那原町教育委員会、沖縄県、(公財)三井住友海上文化財団はこの秋、世界的に活躍するサクソフォン奏者・須川展也さんとピアニストの小柳美奈子さんをお迎えし、上の森かなちホールでリサイタルを行います。

今年でデビュー40周年、テレビや演奏会、CDなどで美しいサクソフォンの音色に酔いしれた方もいらっしゃることでしょう。ソロコンサートはもちろん、オーケストラや吹奏楽団との共演も数知れず。サクソフォンという楽器の魅力を広めるため多くの学生たちの指導を続け、その影響は計り知れないものがあります。

地元生徒とサクソフォン・クリニック開催
今回は、本町へ来訪する須川さんが、与那原中学校吹奏楽部・県立知念高校吹奏楽部を中心とした管楽器に携わる若い生徒・学生たちへクリニックを行い、当日のリサイタルでは合同演奏も予定されています。かなちホールでのまたとない機会、ぜひご来場ください。

多彩なプログラム
今回は美しい曲、華やかな曲、アカデミックな曲など幅広いレパートリーを演奏予定。挾間美帆さん作曲「グラビティ アシスト」は世界初演の無伴奏曲。また沖縄民謡「てぃんさぐぬ花」は須川さん自身の編曲で披露します。

◆第1部
アイルランド民謡/石川亮太編曲:ロンドンデリーの歌
吉松隆:ファジイバード・ソナタ
真島俊夫:シーガル
F.ボルヌ/I.ロト編曲:カルメン幻想曲

◆第2部
J.Sバッハ:「無伴奏ヴァイオリンパルティータ第3番」より ガヴォット〔S.saxソロ〕
挾間美帆:グラビティ アシスト Gravity assist〔A.saxソロ〕
沖縄民謡/須川展也編曲:てぃんさぐの花
J.ガーランド、G.ミラー、J.ウィナー/石川亮太編曲:レガシー・オブ・グレンミラー

*演奏曲目は変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください

▼料金
全席自由
一般/1,500円(当日2,000円)
18歳未満(高校生以下)/1,000円
小学生~中学生無料(要整理券)
*未就学児入場不可

※前売券が完売の場合、当日券の販売はありません。
※本コンサートは(公財)三井住友海上文化財団の助成により特別料金に設定しています。

▼チケット発売
2024年9月11日(水)から(平日のみ)
受付時間 9:00~17:00
▼販売窓口
与那原町生涯学習振興課(与那原町役場2階①番窓口)871-9981
与那原町コミュニティーセンター2階(与那原町字与那原712)835-8220

主催 与那原町教育委員会・沖縄県・公益財団法人三井住友海上文化財団

お問い合わせ 与那原町教育委員会生涯学習振興課(与那原町役場2F①番窓口) 098-871-9981

須川展也サクソフォン・クリニック(2024年11月23日)受講生募集のおしらせ

プロフィール

須川 展也(サクソフォン)
Nobuya Sugawa, Saxophone

©Toru Hasumi

日本を代表するクラシカル・サクソフォン奏者の1人。
そのハイレベルな演奏と、唯一無二のレパートリーが国際的な支持を集めている。
国内外のオーケストラと多数共演。吉松隆、西村朗、本多俊之、ファジル・サイ、チック・コリア、坂本龍一(委嘱順)など、デビュー以来長年にわたり同時代の作曲家への作品委嘱を続けており、多くが楽譜出版され国際的に広まっている。
今までに35ヶ国以上で公演やマスタークラスを行う。
地域の公募型吹奏楽イベントの企画と演奏の高い評価も注目されている。
今までに数多くのCDをリリース。最新ソロは「バッハ・シークェンス」、トルヴェール・クヮルテットは「Festa」。
東京藝大卒。日本音楽コンクール、日本管打楽器コンクール最高位。89-2010年まで東京佼成ウインドオーケストラのコンサートマスター。07-2020年までヤマハ吹奏楽団常任指揮者。東京藝大招聘教授、京都市立芸大客員教授。
2024年にデビュー40周年を迎える。

小柳 美奈子(ピアノ)
Minako Koyanagi, Piano

©Toru Hasumi

東京藝術大学卒業。伴奏のイメージを変えてしまうアンサンブル・ピアニスト。
様々なプレイヤーの呼吸の機微を読み取り、それに寄り添うしなやかな感性を数多くの公演、録音で発揮している。
吉松隆「サイバーバード協奏曲」の準ソリストとしてフィルハーモニア管弦楽団とも共演。須川展也、トルヴェール・クヮルテットの共演者としてのキャリアも長く、多くの録音に参加。パーカッションの山口多嘉子とのデュオ「パ・ドゥ・シャ」でCDを発表。
トリオ「YaS-375」メンバー。YouTubeにて「須川家おうちライブ」公開中。

須川展也40周年ロゴ
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ありがとう「沖縄燦燦」

国内外で200回を超える公演を行った歌舞劇「沖縄燦燦」が2023年10月22日、満席のかなちホールで熱演し、大盛況のうちに幕を閉じました(文化庁文化芸術振興費補助金「統括団体による文化芸術需要回復・地域活性化事業」。

沖縄各地の古謡を集め、町内の保育園で舞踊の指導も行う舞踊家・俳優の宮城さゆりさんが振付を担当。6人の舞踊家と3人の演奏家によって、古くから行われてきたさまざまな人生の場面を凝集し、生きる喜びを力いっぱい表現しました。

観客からは「初めて見ましたが本当にすばらしかった」「元気をもらいました」「見てる私たちも笑顔になった」「息つく暇もないチムドンドンのひととき」など多くの感想が寄せられました。終演後は見送りを受けた多くの観客が出演者たちにねぎらいの言葉をかけていました。

今回、「公演をもう一度見たい」とのご要望も多かったため、当ホールでの再演に向けて努力します。

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沖縄燦燦

エジンバラフリンジ演劇祭で五つ星獲得

10月22日(日)14時
与那原町特別料金
大人 ¥2,000・小人¥1,000(U18)

沖縄の昔の人々の暮らしを描いた歌舞劇「沖縄燦燦」が、いよいよ上の森かなちホールへやってきます。エネルギッシュな踊りと楽器の生演奏による躍動感あふれるこのミュージカルは、2013の初演以来「もう一度見たい!」「5歳若返る」「明日から頑張ろうと思えた」など県内外で大絶賛。ぜひご覧ください!

脚本・演出 三隅治雄
出演/知花小百合・古謝渚・上原唯・伊集春華・比嘉大志・大城春香
歌・演奏/くによしさちこ・美音・伊波はづき

※上記チケット料金は与那原町役場・与那原町コミュニティーセンターで直接購入する場合の特別料金です。
 「小人」は18歳未満。未就学児童の膝上鑑賞は無料

販売窓口
・与那原町役場2F ①番窓口(生涯学習振興課)
・与那原町コミュニティーセンター

主催/与那原町・公益社団法人全国公立文化施設協会
助成/文化庁文化芸術振興費補助金(統括団体による文化芸術需要回復・地域活性化事業(アートキャラバン2))独立行政法人日本芸術文化振興会
お問い合わせ 098-871-9981(生涯学習振興課)

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ベルギーから演劇がやってきた

グランパとグランマ
Los Yayos

自由と喜び
情熱のリズムで
時をさかのぼる

見知らぬ場所に迷い込んだふたり
ふしぎな音とリズムにのせられて…
チャチャチャ、タンゴ、ワルツで時をさかのぼる。
それはグランパとグランマのロマンス。

広報よなばる2023年9月号の記事
広報よなばる9月号より
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戦没者の名前を読み上げる集い

2023年6月21日に2回目の催し

 沖縄戦終結から78回目の夏が来ました。与那原では先の大戦によって住民の3分の1にあたる1971人がなくなり、戦火を生き延びた住民も、それぞれが苦しみながらも戦後を生き抜き、現在のわたしたちの生活があります。
 上の森かなちホールでは、6月21日(水)、与那原出身戦没者全員のお名前を読み上げ、戦争の記憶を心に刻みつつ平和を誓う催しを行い、小学生から大人まで25人が参加しました。
※全国規模で行う「沖縄『平和の礎』名前を読み上げる集い」の一環として、読み上げの模様がネット配信されました。
https://www.youtube.com/watch?v=_GncIloQ5EE
また、かなちホールのチャンネルでもライブ配信を行いました。
https://www.youtube.com/watch?v=kJ9BQqgNLUM

昨年(第1回)のイベント

 「与那原戦没者の名前を呼ぼう」は、第1回を昨年(2023年)6月23日(慰霊の日)に上の森かなちホールで行いました。(昨年の動画)

 戦没者の氏名読み上げにあたって、県営沖縄平和記念公園にある「平和の礎」に刻銘されている死亡者名簿を基に与那原地域の戦没者名簿を作成しましたが、名簿にはその「読み方」の記録がありません。そこで、町の学芸員が町内の先輩方に聞き取りをするなどして一人ひとりの読み方を確定。当日の読み上げ原稿を作成しました。

  当日は、町民ら31人が氏名読み上げに参加、1,971人の戦没者名を約2時間かけて読み上げました。また、町内の演奏家6組が無償で参加し、氏名読み上げの伴奏を行いました。
 ただただ名前を読み上げるだけの空間に、その一人ひとりの命が一瞬よみがえっては消えていくようなはかなさを、参加者も観客も感じ取っていました。

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「かなち」って何?

沖縄各地の伝統的な綱引きは、雌雄・東西など2本の綱を中央で合体させることから始まります。この合体部分を「カヌチ」「カナチ」(日本語でかんぬきの意か)と呼び、固定する棒を「カヌチ棒」「カナチ棒」などと呼びます。年一度行われる与那原大綱曳では70キログラム前後のカナチ棒が使われ、近年は町民同士の心をつなげる象徴と言われるようになりました。

「与那原大綱曳で東西の綱をつなげる役目のカナチ棒のように、みんなの心をがっちりとつないでほしい」「ゆいまーるの気もちが広がる場所になってほしい」
小学生の山城琳音さんの思いから、「上の森かなちホール」の名称が選ばれました。
この舞台から皆さん自身のメッセージが発信される日をお待ちしています。ホールはそのお手伝いをしながら、あふれ出る表現・芸術文化・人的交流などが100年200年と続き、発展していくのを見守ります。

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「上の森」とは

与那原町南部、上与那原区の北側斜面から森下区にかけて盛り上がった見通しのよい丘陵で、上与那原ムラの発祥地といわれています。上の森の高所(中心付近)に現在立っているのが与那原町役場と、隣接する上の森かなちホールです。

ホール展望台より北側を望む