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ありがとう「沖縄燦燦」

国内外で200回を超える公演を行った歌舞劇「沖縄燦燦」が2023年10月22日、満席のかなちホールで熱演し、大盛況のうちに幕を閉じました(文化庁文化芸術振興費補助金「統括団体による文化芸術需要回復・地域活性化事業」。

沖縄各地の古謡を集め、町内の保育園で舞踊の指導も行う舞踊家・俳優の宮城さゆりさんが振付を担当。6人の舞踊家と3人の演奏家によって、古くから行われてきたさまざまな人生の場面を凝集し、生きる喜びを力いっぱい表現しました。

観客からは「初めて見ましたが本当にすばらしかった」「元気をもらいました」「見てる私たちも笑顔になった」「息つく暇もないチムドンドンのひととき」など多くの感想が寄せられました。終演後は見送りを受けた多くの観客が出演者たちにねぎらいの言葉をかけていました。

今回、「公演をもう一度見たい」とのご要望も多かったため、当ホールでの再演に向けて努力します。

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沖縄燦燦

エジンバラフリンジ演劇祭で五つ星獲得

10月22日(日)14時
与那原町特別料金
大人 ¥2,000・小人¥1,000(U18)

沖縄の昔の人々の暮らしを描いた歌舞劇「沖縄燦燦」が、いよいよ上の森かなちホールへやってきます。エネルギッシュな踊りと楽器の生演奏による躍動感あふれるこのミュージカルは、2013の初演以来「もう一度見たい!」「5歳若返る」「明日から頑張ろうと思えた」など県内外で大絶賛。ぜひご覧ください!

脚本・演出 三隅治雄
出演/知花小百合・古謝渚・上原唯・伊集春華・比嘉大志・大城春香
歌・演奏/くによしさちこ・美音・伊波はづき

※上記チケット料金は与那原町役場・与那原町コミュニティーセンターで直接購入する場合の特別料金です。
 「小人」は18歳未満。未就学児童の膝上鑑賞は無料

販売窓口
・与那原町役場2F ①番窓口(生涯学習振興課)
・与那原町コミュニティーセンター

主催/与那原町・公益社団法人全国公立文化施設協会
助成/文化庁文化芸術振興費補助金(統括団体による文化芸術需要回復・地域活性化事業(アートキャラバン2))独立行政法人日本芸術文化振興会
お問い合わせ 098-871-9981(生涯学習振興課)

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ベルギーから演劇がやってくる

グランパとグランマ
Los Yayos

舞台の一場面
Alice Verlaine

自由と喜び
情熱のリズムで
時をさかのぼる

見知らぬ場所に迷い込んだふたり
ふしぎな音とリズムにのせられて…
チャチャチャ、タンゴ、ワルツで時をさかのぼる。
それはグランパとグランマのロマンス。

「グランパとグランマ」はノンバーバル(言語を使わない)演劇。
皆さんでお楽しみいただけます。
上演後は出演者の皆さんと楽しいコミュニケーションの時間も
ご用意しています。ベルギーのパフォーマンスの世界を
またとないこの機会にどうぞ。

7月29日(土)
①13:00 ②17:00
開場=開演時間10分前
与那原町上の森かなちホール

大人 1200円
小人 1000円

チケット販売窓口
・生涯学習振興課(庁舎2F①)098-871-9981
・町コミュニティーセンター 098-835-8220
・町立図書館 098-946-6959(土・日のみ)

『公文協アートキャラバン事業 劇場へ行こう3』参加事業
海外演劇 りっかりっか*フェスタ

主催:与那原町/公益社団法人全国公立文化施設協会
助成:文化庁文化芸術振興費補助金
(統括団体による文化芸術需要回復・地域活性化事業
(アートキャラバン2)) 独立行政法人日本芸術文化振興会

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泉&オバーのよんなー笑って介GO~

おかげさまで満席となりました

「元気な人まで病気にならないで」
認知症介護歴10年
喜舎場泉さんらが “笑う介護講演”

介護疲れやストレスに悩んでいませんか?
「家族が介護をするのは当たり前」と
頑張りすぎてはいませんか?
各種サービスを活用することで、介護疲れや
ストレスを軽減させることが可能です。
タレントの喜舎場泉さんは、自身の経験をもとに
山田力也さんと協力し「認知症コント」を制作。
ストレスで体調を崩す前に
よんな~笑って介護ができる環境作りを一緒に考えましょう!

出演
喜舎場泉・山田力也
徳和子(精神科医)
羽鳥訓秀(認知症介護指導者)

日時: 2023年7月14日(金)
時間: 午後2時開演(1時30分受付開始)
会場: 上の森かなちホール
参加費: 無料
※参加希望の方は、整理券をお渡ししますので
福祉課(1F⑤=098-945-1525)までお越しください。
満席となりました。ありがとうございます。

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戦没者の名前を読み上げる集い

2023年6月21日に2回目の催し

 沖縄戦終結から78回目の夏が来ました。与那原では先の大戦によって住民の3分の1にあたる1971人がなくなり、戦火を生き延びた住民も、それぞれが苦しみながらも戦後を生き抜き、現在のわたしたちの生活があります。
 上の森かなちホールでは、6月21日(水)、与那原出身戦没者全員のお名前を読み上げ、戦争の記憶を心に刻みつつ平和を誓う催しを行い、小学生から大人まで25人が参加しました。
※全国規模で行う「沖縄『平和の礎』名前を読み上げる集い」の一環として、読み上げの模様がネット配信されました。
https://www.youtube.com/watch?v=_GncIloQ5EE
また、かなちホールのチャンネルでもライブ配信を行いました。
https://www.youtube.com/watch?v=kJ9BQqgNLUM

昨年(第1回)のイベント

 「与那原戦没者の名前を呼ぼう」は、第1回を昨年(2023年)6月23日(慰霊の日)に上の森かなちホールで行いました。(昨年の動画)

 戦没者の氏名読み上げにあたって、県営沖縄平和記念公園にある「平和の礎」に刻銘されている死亡者名簿を基に与那原地域の戦没者名簿を作成しましたが、名簿にはその「読み方」の記録がありません。そこで、町の学芸員が町内の先輩方に聞き取りをするなどして一人ひとりの読み方を確定。当日の読み上げ原稿を作成しました。

  当日は、町民ら31人が氏名読み上げに参加、1,971人の戦没者名を約2時間かけて読み上げました。また、町内の演奏家6組が無償で参加し、氏名読み上げの伴奏を行いました。
 ただただ名前を読み上げるだけの空間に、その一人ひとりの命が一瞬よみがえっては消えていくようなはかなさを、参加者も観客も感じ取っていました。

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「かなち」って何?

沖縄各地の伝統的な綱引きは、雌雄・東西など2本の綱を中央で合体させることから始まります。この合体部分を「カヌチ」「カナチ」(日本語でかんぬきの意か)と呼び、固定する棒を「カヌチ棒」「カナチ棒」などと呼びます。年一度行われる与那原大綱曳では70キログラム前後のカナチ棒が使われ、近年は町民同士の心をつなげる象徴と言われるようになりました。

「与那原大綱曳で東西の綱をつなげる役目のカナチ棒のように、みんなの心をがっちりとつないでほしい」「ゆいまーるの気もちが広がる場所になってほしい」
小学生の山城琳音さんの思いから、「上の森かなちホール」の名称が選ばれました。
この舞台から皆さん自身のメッセージが発信される日をお待ちしています。ホールはそのお手伝いをしながら、あふれ出る表現・芸術文化・人的交流などが100年200年と続き、発展していくのを見守ります。

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「上の森」とは

与那原町南部、上与那原区の北側斜面から森下区にかけて盛り上がった見通しのよい丘陵で、上与那原ムラの発祥地といわれています。上の森の高所(中心付近)に現在立っているのが与那原町役場と、隣接する上の森かなちホールです。

ホール展望台より北側を望む