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与那原町の文化財/東名大主 ウシタ井 |
上与那原は与那原町で最も古い部落である。察度王統代(1300年代)、東名大主が大東島(与論とも平安座・伊平屋ともいわれる)より甥二人を伴なって現われ、この村の発祥に関わったと言われる。この大主が祀られており、部落行事の際は、まず最初に拝む部落第一の拝所である。 なお、東名大主より7代目の子孫が与那原の村建ての祖といわれる「そうぬまし」である。 上与那原区綱曳の際に、東名大主、その両側の今帰仁への遥拝所と弁が嶽への遥拝所、およびウシタ井が巡拝される。 ウシタ井は、現在、カトリック教会敷地内となっており立ち入れないため、井戸を模したコンクリート製の拝所として現在地に移設されている。 |
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